AUX入力を使用して水温を記録する

(CBR600RRの例)



デトネーション入力は、アナログ入力(AUX1,AUX2)へと変更されています。
この端子を使用して、アナログ電圧(0~5V)を記録することが出来ます。
また、変換テーブルを設定することにより、アナライザーソフト上で対応する数値での表示をすることが出来ます。
(MBDA Ver1.01.35以降で対応)

この機能を使用して、水温を記録する例を紹介します。



logger_pin

7番、8番がそれぞれAUX1,AUX2となります。
ここに、車両の水温センサーからの配線に接続します。


車両側のメータに入力されている水温配線を利用し


        ・メーターに接続されている TEMP(-) 灰/赤

と、
        ・ロガー7番ピン

を接続します。


※CBR250R等の場合
 水温センサーからメーターに接続されている配線には5V以上の電圧がかかります。
 この様な場合、直接接続すると故障につながりますのでご注意ください。




アナライザーソフトの設定画面を開きます。

mbda_toolbox1.jpg



[AUX1]の設定ボタンを押します。

mbda_setup1.jpg



ここで、AUX入力に対しての変換値を設定します。
  1. Tableを選択します。
  2. 右側に電圧に対する表示値を設定します。
※電圧に関しては、10mV単位での指定が出来ますが、内部処理の都合上対応する数値に自動的に調整されます。
※電圧値は上から下に向かって電圧が高くなる様に設定してください。
※設定した各数値の間は直線補間されます。

mbda_auxcal1.jpg

この数値は参考です。


設定画面で、表示項目のAUX1にチェックを入れ、必要に応じてグリッド等の設定をしてください。

mbda_setup2.jpg